主の十字架クリスチャンセンター聖なる都久留米教会

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栄おばあちゃんに起きた奇蹟


失明と診断された目が見えるように

失明

 90歳を超えるおばあちゃんになった母の視力が落ち、まったく目が見えないと言うので、近所のA 病院に連れて行きました。検査の結果「左目は何も見えていません。駄目です。右目は黄斑変性でこの病院での手術は無理なので大きなB 病院を紹介します。しかし、見えるようになるかは分かりません。」という診断でした。
 困ったことになったと思いましたが、このことを神さまに感謝し祈りました。「神さま、このことが許されたことを感謝します。どうか主よ、おばあちゃんから光を奪わないでください。」と。

神さまの御心

 家からB 病院までは車で1時間もかかる距離です。手術までに何回か注射をしなくてはいけないので、何回も通院できる体力があるか、リスクが大きい上に、見えるようになるという保証はないという状況なので、とりあえず紹介状だけ書いてもらって、どうするかゆっくり考えることにしました。
 翌日、B 病院より「明後日診察に来てください。」との連絡が入りました。今日は紹介状を持っていくだけ、とばかり思っていたら、驚いたことにファックスで既に紹介状が送られており、手術に向けて話が進んでいました。どうすれば良いのかと悩みましたが、神さまに御心を祈り求める中で、神さまからは「go!」という答えでした。

突然あらわれた奇蹟

 受診のため、おばあちゃんを介護施設に迎えに行きましたが、そこで施設の看護師の方から「無理、無駄、ダメですよ。」とやんわり、遠回しに言われました。確かに常識的に考えて、年齢からも体力的に手術は無理でしょう。しかし主からの示しがありました。
 検査は丸1日かかりました。健康な私でも疲れて具合が悪くなるほど時間がかかりました。午前中にあった主治医の話では、一か月後に右目の手術をすると言うことでしたが、ここで奇跡が起きました。A 病院では「失明している。」と言われていた左目が、「かすかに光が見えているので、手術できる。」と言われたのです。更に何ヶ月も先まで、手術の予約でいっぱいなのに、急遽2日後に手術することが決まりました。私たち家族の考えが追いつかないスピードで話が進んでいきます。

驚異の回復

 いよいよ手術の日を迎えました。普通の人なら30分の手術ですが、一時間半もかかりました。一世紀近く使ってきた目、傷もあり、他の病気もありで、予定より長くかかりましたが、手術は無事に終わりました。母は安心したのか、手術直後なのに夕食を完食してしまいました。それでも足りなさそうだったので、売店でプリンを買ってきて、それも食べてしまいました。
 翌日、眼帯を取りました。暗闇の世界に光が差し込みました。一度はお医者さんに「失明している」と言われた左目に光が戻ってきました。それは神さまの奇蹟でした。手術からひと月ほど経った今は、テレビのリモコンを自分で操作できるようになりました。
 自分たちの思いを越えて、祈るときに全てが動き出し、全てが祝福となりました。いやしと解決を与えてくださった神さまに、心から感謝します。

山下ミドリ 聖なる都久留米教会 2017年10月


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